慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部

英語教育

英語科は、2018年度は20名の教員がおり、全員が大学院で英語教授法の訓練を受けています。帰国生は週6時間、一般生も週2時間、英語母語話者の教員による授業を受けます。1年生の英語のクラスは3つのレベルに分けられ、少人数のクラスでそれぞれのレベルに合った授業が展開されています。2年生から6年生の英語のクラスは2つのレベルに分けられています。また、各学年に英語母語話者の担任がいるので、生徒は日本人の担任とは別の伝達方法を学びます。

高等部では毎年全員がTOEFLを受験し、実力を試す機会があります。

世界平和実現のための必須ツールが"英語"である

2015年、全ての人にとってよりよい未来を作るため目標として、「持続可能な開発目標/ Sustainable Development Goals (SDGs)」が国連で採択されました。全世界規模で取り組むべき17の目標の達成に向けて、個人が、企業が、国家が協力し合うことが求められている今、世界が抱える問題を的確に理解し、様々な文化的・思想的背景の異なる人々と共に問題解決を目指していく上で、コミュニケーションツールとなる英語の重要性はますます高まっていると言えるでしょう。「英語は世界平和実現のための必須ツールだ」という信念に基づき、生徒たちが、自分のことを、自国のことを英語で発信できるようになること、異文化に興味を持ち自分とは異なる価値観に多く触れることで視野を広げること、そして世界の様々な問題について関心を持ち、英語で他者の意見を理解すると共に自分の意見も発信していけるようになることを目指して授業を行うように心がけています。

具体的な教育活動としては、教科書を用いた英語の基本文法や語彙の習得にとどまらず、本校で受け入れている短期留学生との交流、日本文化についてのプレゼンテーション、英字新聞の記事を題材としたディスカッション、英語の映画やコメディードラマを用いた会話表現の紹介、様々な世の中の問題に対する意見や解決策を書くエッセイの課題、などなどを行っています。将来英語を駆使し、様々な分野においてSDGs達成に貢献していけるような人材を育成していくことを、大きな目標として日々の英語教育に取り組んでいます。

Model United Nations(MUN)模擬国連


文化の多様性を理解するために、他国の代表の人々の立場に立ち、彼らがどのように世界を見ているかを理解するのは貴重な経験であり、これが6年αクラス(上級英語)の模擬国連(MUN)の目標です。

生徒は各国の国連代表団の役割を担い、自国市民に影響を与えている問題に対して、想像力を働かせて、解決策を考案します。そして可能な解決策を目指して、コンセンサスに達するまで他の生徒と議論します。その際、生徒は彼らが担当した国の真の立場をできるだけ忠実に表現する努力をします。生徒は、UNの代表団の役割を担い、他国を代表する他の生徒の視点に目を向けることを通して、異文化を深く理解できるようになります。